(死亡届出書を提出すると・・・)
を取得することができます!
それぞれの市区町村役場に行くと、請求できますし、郵送などでも請求することができます。
郵送請求の際は、その市区町村のホームページや電話などで確認してから請求するのが安心です。
市区町村等により、分室では除籍謄本が発行できないところもあります。
そのほか、司法書士や税理士でも取得することができますが、税理士が戸籍等を請求するのは手続きが煩雑でありあまり定着していないため、
司法書士・行政書士にお願いするのが安心です。
除籍謄本とは、亡くなった時点の戸籍謄本です。
この除籍謄本、住民票の除票、所得証明書などが、今後の様々な手続きで必要となってきます。
今後の手続きをスムーズに進めるためにも、2~3部は取得し、用意しておくと良いでしょう。
ただし、この除籍謄本だけで相続手続きが進まないので注意が必要です。
相続の手続きにおいては、被相続人が生まれてから亡くなるまでのすべての戸籍を取り寄せることが必要となります。
これにより、腹違いなどの相続人はいないか、すべての相続人の確認をするのです。
私事ですが、私の祖母は戦争で夫を亡くし、再婚で私の祖父と結婚しました。 戦争で亡くなった前夫との間に子供がいたようですが、再婚時にまだ祖母が若かったため、 前夫の実家が子供を預かり、その後その子供達と会うこともなかったそうです。 祖母が入退院を繰り返すようになり、亡くなるほんの2~3年前にその子供達が祖母に会いに来て初めて、 私は祖母の再婚前のいきさつを知りました。 戦争を体験している世代の場合、そういったこともよくあることだったのでしょうか。 もし、そのことを祖母が話していなかったら、相続人は再婚前の子供のことを知り得なかったかもしれません。 そういったことを確認するため、生まれてから亡くなるまでのすべての戸籍を確認し、結婚の事実はなかったか、 子供はいないかを確認する必要があるのです。 |