相続税、基礎控除額引き下げにより増税!
税制改正の内容が新聞に取りざたされるようになりました。
今回の内容は、「相続・所得 増税へ調整/富裕層対象に15年に」(1/10朝日新聞抜粋)
相続税は、亡くなった方の財産・遺産に対して課税されますが、その計算の際に、基礎控除額というものを控除することができます。
その基礎控除額以下の遺産額の場合、相続税はかかりません。
【現在の基礎控除額】
5000万円+1000万円×相続人の数
↓↓↓
【2015年から改正予定の基礎控除額】
3000万円+600万円×相続人の数
今まで、配偶者と子供二人の一般家庭の場合、8000万円までの遺産額であれば相続税はかかりませんでしたが、2015年からは、4800万円以上の遺産額で相続税がかかることになります。
この引き下げで、自宅と多少の現預金しか持っていないような家庭にも相続税がかかってくる可能性があります。
土地の時価が高い地域ではなおさらです。
相続税に対する準備、相続に対する準備がますます必要になってくると考えられます。