税金とは関係のない話です。
以前、相続税対策及び相続税申告を担当させていただいたお客様の話でとても心に残ったので、少しご紹介させていただきます。
株式運用を趣味にしていたお父様が、娘が嫁ぐたびに、『カゴメ』の株式を贈与していたそうです。
『カゴメ』といえば、株主優待が人気の会社です。
毎年、その株主優待を受け取る度に、家族のことを思い出すからと言っていたそうです。
そのお父様の相続で、最後に残っていた『カゴメ』の株式は、末っ子の長男が相続しました。
その遺産分割協議の際に、お姉さまやご長男様が、「『カゴメ』の株式は絶対に売らない。
株主優待が届くたびに、家族のこと、お父さんのことを思うことができるから」と言っていました。
私自身も金融資産運用が好きで、毎年『カゴメ』の株主優待を楽しみにしています。
その商品について家族で会話をし家族団らんを持ちながら、様々な家族の形があることを感じています。